ごと

仕事

 

やりたいことが、社会で必要とされていることにマッチしている人は幸せなんだと思う。

 

僕は元々ミュージシャンを目指していた。

 

ミュージシャンになるには曲のスケッチのためにドラムも叩けるようにならないとな
と思って、ドラムを習いはじめたが、どういったわけか次の回からは作曲講座になっていた。

 

その人は商業作曲家で、アイドルやジャニーズに曲を提供する、ということを仕事にしている。

 

必要とされているものを提供する。音楽のデザイナーといったところか。

 

音楽のデザイナーのもとで曲作りを学ぶ。


当然、popular musicの作法を学ぶわけであるが、元々アングラなものばかりを聞いていたため、当然できる曲は自分の趣味だけを盛り込み、聴く人のことを考えていない曲ばかりができる。

 

作曲の先生はポップになるようにアドバイスをしてくれていた。

 

「大衆音楽はダサい」
かなり傲慢ではあるが、当時の自分はそう思っていた。

 

4ヶ月ぐらい通ったが、今はもう行っていない。


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必要とされているから仕事の対価としてお金をもらえて、それで暮らしていけている。

 

それが音楽でメシを食うミュージシャン。

 

多少は折れないといけないところはあるんじゃ無いかと思う。

 

求められているのは聴衆に迎合するような音楽。

 

自慰の成り果てみたいな音楽には、社会はお金を払ってくれない。


そういう考えに至った。

 

今の僕はもう音楽でメシを食おうという考えはない。

 

ただ、作ったものは無料で配布したいと思っている。

 

正直、聴いてくれたら全然、それでいいのだと思う。

 

で、ファンが多くなれば、Radioheadがやったように、自分で僕の作品に対して値段を決めてくれたらいい。

 

活動費をクラウドファンディングで集めればいい。

 

価値なんて、受け取り手が決めるものだ。

 

僕は、「やってて苦痛というわけでは無いんだけど決して大好きだというわけでは無い」

ことを仕事にしたい。

 

大学教授だって、研究だけじゃ食っていけないから本を出したり授業をしているんだと思う。


それが好きかどうかは別として。